なんといっても安くて実用的なのが軍手です。
防寒はもちろん、山でお湯を沸かしたり、炊事をするときに熱いコンロや鍋、カマをつかむためにも使用できます。
ザックの中にはいつでも軍手を入れておきましょう。
冬でも1500メートルくらいの山ならば、あまり冷たさを感じることはありませんから、特に厚手の手袋は必要ないでしょう。
しかし、冬期は地面が凍っていて滑りやすいところがあります。
けが防止のために薄手のものをしておきましょう。
ヤブをこぐような場合、もちろん軍手でもよいのですが、作業用の革手袋だとより有効です。
防寒用の手袋として、厚手の毛糸でできた2本指の手袋やナイロン、ゴアテックス製のミトンというものがあります。
薄手の手袋の上に重ねて使いましょう。
ただ、ミトンは防寒用であるため、手の指を動かすことは多少不便です。
そこで取ったり外したりがどうしても多くなります。
そんなとき紛失したり風に飛ばされたりするケースも出てきます。
左右のミトンを1本の長いひもでつなぎ、ヒモが邪魔にならないようにウインドヤッケやダウンジャケットなどの上着の下に通しておくようにします。
ぬれた手袋を長時間使用していると、凍傷の原因になります。
手早く取り替えるようにしてください。
スペアの手袋は必ず用意しておき、ぬれることのないように、ビニールの袋に入れておくようにします。