神々
大雪山の名は、層雲峡の名と共に、こよなくこの山を愛した大町桂月の命名によるとも、その以前からいわれたともいうが、この名が一般の人々に知られたのは、大正十年桂月がこの山を泊り歩き、一時は遭難騒ぎまで起しながら「人若し余に北海道の山水を問はば、第一に大雪山を挙ぐべく、次に層雲峡を挙ぐべし」と述べ、「天下無双」と世に紹介してからであり、大雪山塊中に桂月岳の名もあります。
北海道ツアーで知りましたが、古くはアイヌ語のヌタクカウシペと呼び、その意味は川の曲り目の上にあるものということで、石狩川が大きく曲流しているところに、この山塊の裾がのびてきていて、そこは昔の人たちの、重要な狩場であったので、その地を神々(熊)の棲まう故郷として崇拝したところです。