いろんな言葉があるなあ その2
●コスト・プッシュ・インフレーション(costpushinflation)
生産費が生産性の伸びを上回る率で上昇した際、利潤確保のため企業が価格を引き上げることによって生じるインフレ。
コスト・インフレーション(costinflation)ともいいます。
ケインズ(Keynes、J.M.)のデイマンド・プル・インフレ(demandpullinflation)論に対して、朝鮮戦争後先進資本主義諸国に見られるクリーピング・インフレ(creepinginflation)の性格・原因に関する論議を通して一般化した用語です。
コスト・プッシュ・インフレを引き起こす要因には生産費のうち、賃金や、原材料価格、及び利潤があり、賃金上昇に起因するインフレを賃金インフレ、原材料のうち特に輸入原材料の価格上昇によるものを輸入インフレ、利潤加算方法によるものをマーク・アップ・インフレ(markupinflation)といいます。
また企業が増大する社会的費用の負担を商品価格に転嫁することによって生ずるソーシャル・インフレ(socialinflation)も、コスト・プッシュ・インフレの一種と考えられます。